02.02.11:19
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01.08.23:32
う~ん…。
今夜のスマスマで虐め問題がやっていましたね。
見て、とても心が締め付けられた半屋です。
半屋は何を隠そう…人を虐めた事があります。
けれど虐められた事もあるという珍しいケースかもしれませんね。
僕はある事を循環してしまったんです。
小学校の頃にまず虐められたのは、耳が聞こえないという障害のせいで。
耳が聞こえないから虐めてもこいつは先生を呼びに行ったり出来ないだろうという、
幼稚な男子の考えで手提げ袋を男子トイレに放り込まれたり、
「耳なし」という残酷な言葉を吐かれました。
そしてもう1つの障害、性同一性障害の事も虐められましたね。
もちろん其の頃はそんな言葉も知らなかったので僕は普通に生活していました。
ズボンは当たり前、スカートはとんでもない、という子供ながらにそういう判断があったんでしょうか。
そして小学生というのはまず男、女を意識する年代ですから、
いろいろ言われましたね~。「お前女の癖に何俺等と遊んでんだよ」とか「スカート穿けよ、それともお前オカマか?」とか「うわ、こいつ弱ぇ!男って言っている割には弱ぇぞ」とかね…。
でも全然けろりとしてたのは周りにいた友達のおかげですか。
女子の皆さんは小学生の時、同年代の男子と比べると随分大人なんですよね。吃驚。
それでくだらない事はやめなよ、とかいろいろ庇ってくれて、
僕と遊んでくれて…多分嫌だったとは思うんですけど、
僕がドッジボールをやりたいと言うと付き合ってくれたり、本当に心優しい人々に巡り会えたんですよね。
今思えばそのまま其の子等と同じ中学に上がれば良かったのかな、と思いますね。
もちろん後悔は全然していないんですけど。
そう、中学1年生が僕の人生で大きな事を学んだ時期でした。
明るく振舞っている何処かで小学生の時に虐められた事が心に残っていたんでしょうね…。
僕は中学受験をして、私立の学校に行きました。
そして僕が取った行動は最悪なものでした。
"虐められる前に虐めよう"
ええ、最悪で最低な事です…。
でも僕はそれをしたんです、まずなめられないように自分で気の弱い女の子を虐めました。
小学校の時に助けてくれたのは女子だったのに、
虐めの標的にしたのも女子でした。
其の子をシカトしたり、残酷な言葉を浴びせたり…。
でも僕はきっと必死だったんでしょう、2度と自分が虐められたくない、と。
子供でしたから、
自分がやられて嫌な事は人にはしないようにしようという考えも持つ事が出来なかったんです。
そしてある日その代償はやって来ました。
今度は僕がシカトされるようになったんですよ。
その虐めていた女の子に、クラスのリーダー格の女の子がついて、
其の子は物凄く正義感が強くて優しい子だったので、其の女の子を庇ったんです。
今思えば…其れは当たり前で凄く勇気のある行為だと思うので其の子を尊敬しています。
でもやはりキツかったですね、
声を掛けても自分は存在しないように扱われたり、
耳が聞こえないから、わざと目の前で内緒話をしたり…。
地獄でした、そして学びました。
虐めは絶対に駄目だ。
虐められた方も傷つくし、虐めた方も傷つく…世の中は上手い事回っていると思いました。
何かをしたらその代償は必ず自分に返ってくる。
…どろどろなんですけどね、僕の子供時代は。(笑)
でも今、テレビでよく取り上げられている「虐めをなくそう」というフレーズに、僕は思います。
「虐めは絶対になくならない。
人は優越感を持ちがたがる生き物だから。
そして虐めたつもりはなく、ただ冗談で言った言葉も言われた方が虐めと受け取ったら其れは虐めになる。
そんな事言ったら、キリがないじゃないか。
だから虐めは絶対になくならない。
けれど、大事なのは其れを経験した人。
虐めた事のある人、虐められた事のある人は、
絶対に虐めをしないと心に強く誓う事だ。
冗談でもその人の外見、障害、コンプレックスを突かない。
何がその人のNgキーワードなのかは判らないけれど、
もし少しでも傷ついた顔をしたら直ぐに誠心誠意謝って、2度と言わないように気をつけよう。」
…長いんですけど。w
でも僕は此れを常に心に置いています。
考え方は人それぞれなので、別に考えを曲げるような事はしようとは思いませんが、
此れをご覧になってくださる貴女。
少しでもこの言葉を心に留めておいて頂けたら、
きっと世の中は今よりずっと幸せになるんじゃないかと思います。
さて、長くなりましたが。
更新しました。
累って、場の空気が読めないのか、
それともわざとなのか…。(笑)
其れはご自分で判断してくださいねw
拍手沢山有難う御座いました!!
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